こんにちは。静岡市葵区呉服町の矯正歯科、ブライフ矯正歯科・院長の平塚です。
みなさん「インフォームドコンセント」という言葉をご存知でしょうか。日本語では「説明と同意」という意味になります。
もともと医療現場において、患者様がご自身の受ける治療に関してしっかりと知る権利があるということから生まれた言葉です。
医療従事者が患者様に対してしっかりと治療方針を説明し、患者様がその治療内容に合意することを指します。
歯科治療においてもこのインフォームドコンセントは大変重要であると考えています。
特に矯正治療は治療期間が長く、費用も大きく、さらに一度始めると元の状態に戻すことが難しいため、インフォームドコンセントなしに治療を進めることは大変危険であると言えます。
現在では、矯正治療の種類も多種多様になっており、患者様もインターネットなどで調べる機会が増えていることと思います。
それゆえに、患者様にとっては情報が錯綜し、正しい情報が何なのかわからなくなってしまうというお話しを良く耳にします。
良く分からない状況で矯正治療をスタートしてしまうと、後々「当初想像していた歯並びと違う」ということになりかねません。
こういったことは、矯正治療がスタートする前にしっかりとカウンセリング時にご説明させて頂き、そして納得がいくまでご質問をお受けすることで防ぐことが出来ます。
当院では、患者様の理解がより深まるように、口腔内スキャナーを用いた3Dシミュレーションをご提示しています。
術前にご自身の矯正治療後の歯並びをシミュレーションすることができますので、ご自身のイメージに合っているものかどうかを確認することができます。
さらには、矯正治療の方法、装置の種類、おおよその期間、違和感など、さまざまな点において納得がいく状態になってから矯正治療を始めることが大切です。
また治療開始前だけでなく矯正治療中においても患者様と歯科医師・衛生士・スタッフとのコミュニケーションも大変重要になります。
些細なことでも結構です、気になることがあればお気軽にご相談ください。