こんにちは。静岡市葵区呉服町の矯正歯科、ブライフ矯正歯科・院長の平塚です。
矯正治療をしていないのに生まれつき歯並びが良い方がいらっしゃいます。歯並びでお困りの方からすると羨ましい限りですよね。
ではなぜ、生まれつき歯並びが良い方と悪い方がいるのでしょうか?
そもそも、まず良い歯並びになる条件として上下の骨格のバランスが良いことが挙げられます。
例えば上顎が前に出ている、下顎が前に出ている、などの状態ですと、残念ながら将来的に矯正治療が必要になる可能性が高いです。
また、歯の大きさと顎の大きさのバランスも整っている必要があります。
例えば、歯が大きかったり、顎が小さかったりすると、歯並びはガタガタになってしまいます。
以上の、「上下の顎の骨格のバランス」「歯と顎の大きさのバランス」これらが調和している方で、さらに次の条件が満たされれれば生まれながらにして良い歯並びになる可能性があります。
次の条件とは。こちらが今回の本題です。
舌と唇の力のバランスが取れていること
歯は、スペースさえあれば自然と並んで行くと言われています。
これをバクシネーターメカニズムと呼びます。
歯並びの内側には舌が、外側には頬や唇がありますよね?
歯は力のかかる方向に移動するので、内側と外側の力の均衡が取れたところに自然と並んでいくのです。あくまでも並ぶスペースがある場合ですが。
ただ、常に内側から舌で歯を押してしまったり、唇の力が弱い(お口がぽかんと開いている)と歯並びが乱れてしまいます。
舌が歯に、特に前歯に触れていないか?お口が開いてしまって口呼吸になっていないか?
ぜひチェックしてみてください。
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