こんにちは。静岡市葵区呉服町の矯正歯科、ブライフ矯正歯科・院長の平塚です。
矯正治療を行う際、必ず装着しなければならないのが、矯正装置です。従来の矯正治療といえば、ブラケットとワイヤーという装置を歯に固定する方法が一般的でした。
しかし近年、透明のマウスピースを装着するマウスピース矯正が登場し、その審美性の高さから多くの患者様に選ばれるようになってきました。
マウスピース矯正は、透明で目立たないだけではなく、食事や歯磨きの際には自分でマウスピースを取り外すことが可能で、日常生活に支障なく矯正治療を進めることが可能なため、機能面でもマウスピース矯正を選択する方が増えています。
一方で、マウスピース矯正ならではの注意すべきこともあります。
そこで今回は、マウスピース矯正中の生活で気をつけるポイントについてご紹介します。マウスピース矯正を検討されている方は、ぜひ参考になさってください。
マウスピース矯正中の生活とは
まず装着時間についてですが、マウスピース矯正は1日20時間以上の装着が推奨されております。それを大幅に下回ると、期待していた通りの歯の動きが起こらず、治療が成功しません。
1日あたりの外していられる時間は4時間以下ということになりますので、起きている間は食事と歯磨きの時間以外は装着を習慣づけるのがよいでしょう。
その上で、食事の摂り方に注意が必要で、長時間ダラダラと食べることや、間食は避けるようにしてください。特に、飲み会などは長時間になることも多く、その場合はなるべく早めに食事を済ませて、残りの時間は一旦は歯を磨いてマウスピースを装着した上で過ごすなどの工夫も必要になってきます。
糖分が含まれていないドリンクは、マウスピースを装着したまま飲むことができますので、ハイボールなどはオススメです。
マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正とは異なり、装置を自分で着脱しながら行う矯正治療です。そのため、治療が予定通りに進行するかどうかは医師の腕も非常に重要ですが、患者様の自己管理能力によるところも多くなります。
自分でしっかりと管理できない場合、治療を途中で諦めなければならない可能性もあるので、日常生活で正しくマウスピースを使えるようにすることが大切です。
インビザラインでは、患者さんがマウスピースの装着時間をカウントしたり、新しいマウスピースへの交換のタイミングを管理したりしやすいように、「My Invisalign」というアプリを提供しています。
このアプリは、患者さん自身がマウスピースの管理をしやすいだけでなく、予定通りに治療を進められているか、装着時間が守られているかを担当医が確認できるというメリットもあるので非常に便利です。
また、歯科医院へチェックで来院した際は、どのくらい歯が動いているか担当医に聞いてみるのも、治療のモチベーションにつながるのでおすすめです。
ブライフ矯正歯科ではマウスピース矯正が成功するように患者様をサポートさせていただきますのでご安心ください。