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専門用語解説。噛み合わせの分類法であるAngleの分類について

こんにちは。静岡市葵区呉服町の矯正歯科、ブライフ矯正歯科・院長の平塚です。

今回は噛み合わせを診る上で、重要な指標であるAngle(アングル)の分類について解説したいと思います。

矯正治療をする患者様は全員必ずこのAngleの分類をチェックします。もう無意識にチェックしてしまうくらいです。

このAngleの分類とは、奥歯、具体的には6歳臼歯(第一大臼歯、6番)の噛み方の分類です。

6歳臼歯は、その名の通り6歳頃に生えてくる永久歯なのですが、最も早く生える奥歯です。奥歯の噛み合わせは、当然ながら前方部分の噛み合わせにも影響を及ぼしますので重要な指標であるというわけです。

ちなみに、矯正界のレジェンド「Edward H. Angle先生」が1899年に発表したのがこのAngleの分類だそうです。サムネイルの画像はそのAngle先生です。

では、どんな分類なのか実際に見ていきましょう。

・Angle 1級は、奥歯が正常に噛んでいる状態で、上下の歯の本数が一致している場合にはこの噛み合わせを矯正治療では目指すことになります。

・Angle 2級は、下の歯並びに対して上の歯並びが前方にずれている噛み合わせの状態です。言い換えると出っ歯の噛み合わせとも言えるでしょう。さらに小分類があり、上顎の前歯が外側に傾斜している場合を1類、内側に傾斜している場合を2類と言います。

・Angle 3級は、上の歯並びに対して下の歯並びが前方にずれている噛み合わせの状態です。「しゃくれ」と呼ぶ方もいるかもしれません。

 

まずこのAngleの分類をチェックし、そのほか口の中全体をチェックします。

その上で、現状の問題点、患者様のご要望などをもとに治療方針を決定していきます。

 

静岡の矯正歯科|ブライフ矯正歯科

 

 

 

 

 

 

 

 

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