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歯ぎしり、食いしばりの原因と改善方法。矯正治療との関係について

こんにちは。静岡市葵区呉服町の矯正歯科、ブライフ矯正歯科・歯科衛生士の髙橋です。

突然ですが、皆さんは歯ぎしりや食いしばりをしていませんか??

歯ぎしりや食いしばりは放置していると歯がすり減ってしまったり割れてしまったり、歯にかかる負担が増え被せ物や詰め物が取れたりする可能性が高くなるので注意が必要です。

 

歯ぎしり・食いしばりは自覚症状がない場合も多いです。

特に睡眠時に行っている場合は他の人からの指摘がないと気づきません。

ですが起きた時に口周りや顎の筋肉、関節に違和感がある場合や、知覚過敏の症状が出ているとしたらそれは歯ぎしり食いしばりによる症状かもしれません。

 

歯ぎしり・食いしばりによるトラブル

・歯が欠ける
歯ぎしりは歯そのものに強い負荷がかかります。横に擦り合わせる力に耐えきれなくなると、欠けたり割れたりしますので注意が必要です。神経治療をしていない歯であれば知覚過敏になります。治療していてもかぶせ物や詰め物が壊れたり取れたりする可能性も高くなります。割れ方によっては歯の根に達することもあり、抜歯せざるを得なくなる事もあります。そうなる前に対策をしておきましょう。

・歯肉や骨に負担がかかる
歯ぎしりは歯だけでなく歯茎や骨にも強い負荷がかかり、負担がかかっている歯の周辺の歯肉が少しずつ下がってしまいます。
力がかかり続けることにより歯を支えている骨が溶けてしまう事もあります。歯周病の原因の一つにもなります。

 

・偏頭痛、肩こり
慢性的な頭痛や肩こりは歯ぎしり食いしばりが原因かもしれません。歯軋りなどによって顎の筋肉に大きな負荷がかかるとそれらの筋肉につながっている首や肩まわり・こめかみなどの筋肉にも炎症が起きやすくなります。その結果、頭痛や肩こりといった症状が出ることがあります。

 

歯ぎしり・食いしばりの予防方法

日中はご自身で歯と歯を当てないように意識しましょう。

1日の中で上下の歯が当たっているのは食事中の間でいる時のみと言われています。時間にすると1日15分から20分程度です。

食事以外の時間は歯と歯が当たらないのが正しい状態です。歯ぎしり食いしばりが癖になってしまっている人は食事以外の時に無意識で歯と歯を当ててしまっている可能性があるので意識してみてください。

夜寝ている間は歯を保護するためのマウスピース(ナイトガード)を使い保護すると良いです。

マウスピースをはめて寝ることで歯を守ってくれるので歯がすり減ることはなくなります。

また、歯ぎしり、食いしばりをしてしまう原因として舌が正しい位置にない事も関係している場合があります。

舌が正しい位置にあると奥歯が当たらないのに対し間違った位置にあると奥歯が常に当たりやすい状態に

なってしまっている可能性もあります。

 

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歯ぎしり・食いしばりと矯正治療

歯ぎしり食いしばりの原因の多くはストレスと言われていますが中には噛み合わせが悪く歯ぎしり食いしばりをしてしまっている人もいます。

矯正治療で改善する。ということはありませんが原因の一つを取り除くことはできるかと思います。

歯ぎしり・食いしばりがあっても矯正治療を行うことは可能です。

就寝時のマウスピース(ナイトガード)を使用中の場合は矯正中は使用せず過ごしていただきます。

インビザラインはマウスピースですがナイトガードほどの厚みがないため、歯ぎしり・食いしばりが強いと装置が破損する恐れがありますが、破損してしまう場合は交換頻度を短くするなどして対応することができます。

また、一般的に歯ぎしりや食いしばりがある方は、歯の動くスピードが遅く、治療期間が長くなってしまう傾向にありますので、少しでも矯正治療開始前に改善しておいた方が良いでしょう。

 

 

歯ぎしり・食いしばりは癖なので、ご自身で日中何かに集中してる時などに食いしばったりしていないか気づくことが大切です。それに気づき意識してやめることで就寝中の歯ぎしり・食いしばりの緩和にも繋がります。

 

静岡の矯正歯科|ブライフ矯正歯科

 

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