こんにちは。静岡市葵区呉服町の矯正歯科、ブライフ矯正歯科・院長の平塚です。
今回は「床矯正」について解説したいと思います。
お子さんの矯正治療を考えている親御さんであれば、聞いたこともある方もいると思います。
床矯正とは、小児矯正の治療法の一つで、マウスピース型の装置を使用して顎をゆっくりと広げて歯が生えるスペースを確保する治療を指します。
中心の樹脂でできている部分を歯科医師は床(しょう)と呼ぶため、床矯正と呼ばれています。
乳歯から永久歯に生え変わる際に、急に大きな歯が生えてくることになりますので、スペースが足りなくなり叢生(ガタガタ)になってしまうお子さんが多いです。
その際に行う治療の一つがこの床矯正です。
メリットとしては
- 将来的に歯を抜かずに矯正できる可能性が高まる
- 取り外し式なので、食事や歯磨きに影響がない
- 自宅内のみの使用で問題ない(1日あたり10時間程度の使用)
- 痛みや違和感がほぼない
デメリットとしては
- 顎の成長する時期にしか行えない(11〜12歳頃まで)
- 通院、費用の負担がある
お子様の前歯がガタガタしている場合は、是非ご相談ください。