こんにちは。静岡市葵区呉服町の矯正歯科、ブライフ矯正歯科・歯科衛生士の髙橋です。
今日は歯垢と歯石についてお伝えします。
みなさんは定期的に歯医者さんでクリーニングを受けていますか??
一般的には3ヶ月から半年に一度は歯医者さんで専門的なクリーニングを受ける良いと言われています。
歯磨きをしっかりしていれば大丈夫!と思われる方も多いと思いますが、それだけでは落とせない汚れもあるのです。
歯垢(プラーク)とは
歯垢 (プラーク)は歯ブラシで落とせる柔らかい汚れです。
歯垢の中には細菌が約600種類も存在しており、プラーク1mg当たりに細菌が約1~2億個存在していると言われています。
毎日の歯ブラシは食べかすや歯垢を落とすために行います。歯垢をそのままにしておくと虫歯や歯周病の原因となってしまいます。
ご自身のお掃除で落とせるものなので正しい歯磨きで毎日落とすようにしましょう。
歯石とは
歯石は歯垢が唾液と混ざって石灰化したものです。
人によって唾液の性質が少しずつ違います。唾液の性質によって歯石がつきやすい方もいます。
歯石はプラークと違い歯ブラシでは落とせないものです。
歯石の中の細菌は死んでしまっているので歯石が何か悪さをすることはありません。
しかし、歯石の表面はザラザラとしているので歯垢の溜まり場になってしまいます。
歯石のつきやすい場所、また長期間ついていると・・・
下の前歯の裏は歯石がつきやすいです。舌の下に唾液の出口がある為です。
上の歯の6歳臼歯の近くにも唾液の出口があるのでつきやすい場所の一つです。
歯石が長期間ついていると歯垢が溜まりやすくなり細菌が停滞してしまうため、虫歯、歯周病の原因となってしまいます。
まとめ
歯ブラシでは落としきれない汚れや歯石をため取るに歯科医院でのクリーニングは大切です。
また、歯並びを治して歯ブラシのしやすいお口環境にすることも虫歯・歯周病予防の一つの手段だと思います。
矯正中はどうしても歯垢、歯石がつきやすいお口環境になりますので当院では通院時には矯正治療だけでなくクリーニングもさせていただきます。