当院における矯正治療はかみ合わせおよび咀嚼機能の改善を目的としているため、医療費控除の対象となります。自分および生計を一にしている家族がその年のお支払いした医療費から10万円(所得金額が200万円未満の方は、所得金額の5%)を差し引いた金額が、医療費控除の対象となる金額です。
QUESTION
疑問と不安にお答えいたします。
治療についてや普段の生活について、よくいただくご質問をまとめました。
ご来院前にご一読ください。
医院について
普段の生活について
治療について
治療費用の分割払いは可能ですか?
基本料については歯科治療費専用クレジット(デンタルローン)をご利用いただけます。その他の費用につきましては、デンタルローンはご利用いただけませんが、各種クレジットカードがご利用いただけます。
小さい子供がいるのですが、一緒に来院しても大丈夫ですか?
当院では小さなお子様連れでのご来院も歓迎いたします。
迷惑をかけてしまうのでは?そもそも一緒に連れて行ってはいけないのでは?そういったご心配はご無用です。
当ビル内に授乳室、オムツ替えの台のご用意がございます。
またビル内および院内は完全バリアフリーとなっておりベビーカーのまま診療室へお入りいただけます。診療中にお子様が泣いてしまう場合は、抱っこしていただいた状態での治療も可能ですし、手の空いたスタッフがお子様のお相手をすることも可能です。
少しではありますが、おもちゃや絵本のご用意もございます。
当院では全ての患者様に安心してご通院いただけるようこれからも環境整備に努めてまいります。
治療中、転勤の可能性があります。どうすればいいですか?
転勤などやむ得ない事情によって転院しなければならない場合には、日本矯正歯科学会会員の中から転居先に最も近い矯正専門医をご紹介します。また転院時には、当院での診断・治療経過の資料などをお渡しします。お預かりした矯正治療の基本料金は治療の進捗状況に応じて患者様に返金し、転居先の新しい矯正歯科医院での治療費に充てていただくようにしています。
矯正治療の間は、食べ物の制限はありますか?
基本的にはありません。ただし、患者様自身で取り外しができない装置を使用する場合ですと、おせんべいやフランスパンなどの固い食べ物により矯正装置が破損する恐れがあります。マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)やこどもの矯正治療であれば食事中は装置を外すため、食べ物の制限はありません。
普段と同じ生活はできますか?
矯正装置が口の中に装着されると、痛くて噛みにくい、かみ合わせがずれる、装置が当たって痛い、話しにくい、飲み込みにくい等の症状が出ます。多少の不便は生じますが、数週間で慣れてくるため、日常生活に大きな支障は出ないと考えられます。
矯正装置を付けていて楽器の演奏は可能ですか?
楽器を演奏する方は、楽器の種類にもよりますがワイヤー矯正ですと演奏しにくくなる場合があります。しかし、多くの方はしばらくすると慣れて、治療以前と変わらずに演奏ができるようになります。マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)であれば演奏中は外せるため、影響はありません。
矯正装置を付けていて激しいスポーツは可能ですか?
矯正治療をしていてもスポーツは可能ですが、格闘技などは注意が必要です。ワイヤー矯正ですと格闘技で相手の身体がぶつかれば、口の中を切ることがあります。マウスピース型矯正装置であれば、鋭利な部分がないので安全性が高いと言えます。
妊娠中でも矯正治療を受けることは可能ですか?
すでに矯正治療を開始している場合は問題ありません。つわりがひどい場合などは休憩を挟みながら診察致しますので、遠慮無くお申し出下さい。一方でこれから矯正治療を開始するつもりだが妊娠中であるという場合は、レントゲン撮影が胎児のために望ましくなく、矯正治療開始前の検査が行えないため、産後の開始となります。
矯正治療後、歯が元の状態に戻ってしまうと聞きましたが本当ですか?
はい、矯正治療が終わった後、歯は少し後戻りしようとします。せっかく整えた歯並びが乱れてしまわないように、当院では保定装置の装着、および定期的なチェックを行うことで、後戻りを防いでいます。
矯正治療中はむし歯になりやすいですか?
矯正装置の種類によっては歯磨きが難しくなるため、むし歯になりやすいと言えます。ですので、普段の歯磨きをより丁寧に行っていただいた上で、来院時にはクリーニングやブラッシング指導を行なうことでむし歯にならない環境を維持しましょう。
矯正治療の期間はどれくらいかかりますか?通院の頻度は?
大人の矯正治療であれば約2年前後とお伝えしています。治療内容によっては1年前後で早く終わる方もいれば、3年以上かかる方もいます。通院の頻度はワイヤー矯正で1ヶ月に1回、マウスピース矯正で2〜3ヶ月に1回です。またこどもの矯正治療は永久歯が生え変わる12歳頃までに成長期の小児矯正治療(1期治療)を行い、その後ご希望に応じ大人の矯正治療(2期治療)へ移行します。1期治療は1〜3ヶ月に1回の通院、2期治療は大人の矯正治療と同様です。
矯正治療のためにCT撮影が必要ですか?
矯正治療を受けられる方全員に必要な検査ではありません。歯が埋まっている、顎の関節にトラブルがある、顎の骨の量が少ない、といった特定の場合のみCT撮影を行います。また、当院では低被爆CTを設置しており、CT撮影に追加費用は発生しません。
マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)の特徴を教えてください
ワイヤー矯正と大きく違うのは「取り外しができる透明なマウスピース」であるということです。これはメリットでもありデメリットでもあります。メリットは、透明であることからほぼ装置が見えない、取り外して食事・歯磨きが行えるので虫歯になるリスクが低い、などです。一方でデメリットとしては、患者様ご自身で取り外ししてもらうため、使用時間が短いと治療がうまくいかないことがあります。1日あたり20時間以上の装着が推奨されていますので注意が必要です。
また、マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)の治療は矯正を専門とする歯科医院以外でも行えるようになってきている一方で、トラブルも多いのが事実です。矯正治療に対する正しい知識・技術・設備が必要なのはワイヤー矯正だけではないのです。
抜歯は必ず必要ですか?
抜歯は必ずしもすべての患者様に必要なことではありません。しっかりと検査をした上で、個々の患者様の症状に合わせて抜歯の要否を検討します。当院ではできる限り歯を抜かない治療方針を検討しておりますが、歯を抜くことで歯並びや口元、かみ合わせをより効果的に改善でき、良好な治療結果が得られる場合があります。一方で、歯を抜く代わりに奥歯を後方へ移動したり、歯列を側方へ拡大したり、顎の発育を利用することで抜歯を回避することもあります。
矯正治療中の痛みはありますか?
ワイヤー矯正治療中の痛みには、個人差がありますが、食べ物をかんだ時の痛み、歯が浮くような痛み、ワイヤーや装置が頬に接触する痛みなどが挙げられます。またマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置(インビザライン)やこどもの矯正治療では取り外し可能な矯正装置を用いるため、痛みは比較的少ないと考えられます。
矯正治療は何歳からできますか?
お子さんに関しましては、成長を利用することで骨格的な問題点や顎と歯の大きさのバランスを整えることが可能です。一般的に上と下の前歯が4本ずつ生え変わった頃に開始することが多いですが、受け口(下の前歯が上の前歯よりも前に出ている)の場合は早期の治療が推奨されますので早めに一度ご相談ください。また生え変わりや成長には個人差がありますので乳歯がなかなか抜けない、抜けたのに大人の歯が生えてこない、生えてきた歯が曲がっているなど困ったことがありましたら早めに一度ご相談ください。すぐに矯正が必要ではないかもしれませんが、適切な時期をご提案致します。中高生以降の方に関しましては、お悩みがあればできる限り早く矯正治療を始めることをお薦めしております。
矯正治療は何歳までできますか?
矯正治療は何歳になっても受けていただくことが可能です。たとえば、60歳の方でもむし歯を治療されて、歯ぐきの状態が良好ならば矯正治療を問題なく行うことができます。ただ、一般的に加齢とともに歯に力をかけたときの反応が遅くなることも多いです。
歯が何本か抜けてしまっているのですが、矯正治療は可能ですか?
矯正歯科治療で正しい咬み合わせをつくる際に、歯がないからといって適応外になるということはありません。歯を移動させることにより隙間を閉じたり、人工の歯を入れる隙間の調整をすることで理想的なかみ合わせを作ることができます。